2022年 新春の挨拶

【新春の挨拶】

溜めこんだエネルギーで力強く前進を

 会員の皆様、また平素より格別のご支援、ご協力をいただいている皆様、新年おめでとうございます。

 本当に心からおめでたい新年にしたいと切に願う年明けです。

 この2年間は、まさに新型コロナに翻弄された2年間でした。皆が一日も早い収束を願う中、第1波から第5波までの新型コロナ感染拡大が続き、多くの社会・経済活動が停滞しました。

 この間、「集う」行事はすべて中止となりました。なかでも、会員交流と共にふるさと青森の魅力を首都圏に発信し続けてきた「青森人の祭典」が2年連続中止とせざるを得なくなったことは極めて残念なことであります。

私たちも、ふるさと青森の新型コロナ感染情報を気にかけ、一喜一憂しながらも「あおもり特産品産直まつり」の開催やWeb上での情報発信に努力してまいりました。しかしながら、会員の皆様の「親睦を深めたい」「ふるさとに貢献したい」との要望に応える状況になかったのは残念な事実です。

新年を迎え、過去にとらわれず前を向いていきたいと思います。今年の干支は壬寅(みずのえとら)です。この年は「新しく立ち上がり、生まれたものが成長する」年でもあるようです。12年前の寅年は、あの小惑星探査機「はやぶさ」が7年ぶりに帰還し小惑星「イトカワ」の微粒子の回収に成功した年でもあります。

新型コロナのような逆境にもかかわらず、私たち会員全員が熱意と力を合わせて成長とダイナミズムを引き出す年にしたいと願っております。

 今年は、東京青森県人会創立75周年を迎える年でもあります。

 人間でいうと後期高齢者になるわけですが、人間のように有限の命を持つ個体と違って、県人会は多くの会員の皆様の力によって生成発展する集合体であります。

 新しい年が、県人会にとって後期高齢者ならぬ好機到来者として、この2年間溜めこんだエネルギーを爆発させ、さらなる発展を遂げる年であることを願っております。

 また、皆様ならびにご家族にとりまして、ご健康に過ごされ、充実した良い年になりますように願っております。

                                   東京青森県人会 会長 佐藤英明

東京青森県人会

東京青森県人会とは 東京青森県人会は、首都圏に在住する会員相互の親睦を図り、併せて郷土の発展に寄与することを目的に、昭和22年(1947)に設立されました。 会員は、青森県出身者及び縁故者によって組織されています。現在、定時総会・常任理事会・理事常任理事合同会議・合同役員会、各委員会活動のほか下記の事業を中心に活動しています。